カジノ必勝法!?マーチンゲール法を検証してみた<その二>
前回はマーチンゲール法の説明をしました。
今回は実践結果の考察をしていきます。
前回の記事はこちら
カジノ必勝法!?マーチンゲール法を検証してみた<その一> - 昨日まで世界になかったものを
1日目は9万勝ち、2日目は4万負け、合計5万勝ち。
ではなぜ1日目はなぜ勝てたのか。2日目はなぜ負けたのかについて。
1日目
まず1日目です。
結論から言うと、勝つためには
慎重さと大胆さの共存
が鍵となります。
1日目は初カジノということでかなりビビってました。
そのせいもあってか、資金がないということもあってか、基本賭け金はミニマムベットでおこなっていました。
そのため負けが続いたとしても大した額にはならず、破産しないでやり抜くことができました。
ただそれだと利益が少ししか出ないので、ゲーム数を重ねてだんだん資金が増えてくると、慎重に少しずつベット額をあげていきました。
また、ゲームを重ねると、負けが続きかなり大きな額をベットしなければならないという場面も少なくありません。
僕も5連敗して基本賭け金 HKD100 (約1500円)に対して HKD3200 (約5万円)までベットしなければならないという場面もありました。(HKD = 香港ドル 1HKD = 約15円)
5連敗している状況で5万円注ぎ込むのはなかなか勇気がいるものです。
かなり心臓に悪いです。ほんとに心臓に悪いです。ほんとに。
そこでも負けを怖れずベットできる人でないと多額な損失を生みます。
まとめると慎重さをもちつつも必要な時には大胆にいかなければならない。
この慎重さと大胆さをいかに共存させるかが勝敗を分けると思う。
この共存がうまくできないと大変な惨事を生み出してしまう訳ですね。
そう、2日目のように。
2日目
1日目で9万勝っている僕はいい感じに調子に乗ってました。
2日目は観光するはずだったけど、カジノが楽しすぎて楽しすぎて気づけばカジノの中にいました。
昨日ボロ勝ちした僕は負けることなど考えていません。
さあ、バイトバイト!くらいの気持ちで挑んでました。
しかし、現実は甘くないのです。
負ける気のない僕はバンバン賭け金高くしながら、いくら賭け金膨れ上がっても臆せずベットしていました。
初めはめちゃくちゃ順調!
やっぱマーチンさんすげーわ!!とか言いながらわんさか儲ける。
そう、でもいつかは来るんです、6連敗の悪夢が。
僕の第6感が黒!と言ったところからすべては始まった。
ルーレットの数字は赤。
負けた。でもまあ次勝てばいいやと思い、黒に賭ける。
ルーレットの数字は赤。
負けた。でも6感はまだ黒だと言う。黒に賭ける。
ルーレットの数字は赤。
負けた。でもこれだけ続けばそろそろ黒だろ。黒に賭ける。
ルーレットの数字は赤。
・・・
気づけば赤が6連続。次、HKD6400。
そう、約10万円。
まあもちろんそんなお金あるわけなく…
破産。
敗因は強すぎた心臓でした。
実は昨日の段階では、負けが続くとこっそりリセットしてたんですね。←
4連敗するとHKD1600。直感で勝てる気がしなければ一旦様子を見たり、負けてるけど基本賭け金に戻りたりと弱気になる部分もあったんです。
マーチンゲール法実践してねえじゃねえか!という言葉が聞こえてくるようです。
そういわれればそうなんですよね。
でも考えてもみてください。
まず前提として無限の資産がある。という条件を満たしていないので、この時点でマーチンゲール法は成立していないのです。
一般人からすると、大事なのは破産しないこと。
HKD1600の時点でベットせずにHKD100にリセットする。
そうすると損失はHKD1500です。15回勝てば取り戻せるんですよ。
途中でリセットしてもまたやり直せばいいんです。破産してしまえばやり直すこともできません。
1日目はこの判断がぴか一でうまくリセットと突っ込むところの使い分けができていました。
そのため大きな勝ちにつながったのです。
2日目はそんなこと考えずにひたすら(成立していない)マーチンゲール法に従ってゲームを進めた。
これが敗因です。
まとめ
確かにマーチンゲール法は必勝法かもしれない。
ただ、マーチンゲール法は机上の論理であって、成立はしない。
僕個人の意見としてカジノにいこうと思っている人はマーチンゲール法を実践するんじゃなく、ある程度負けが続くと気持ちを切り替えてリセットする、一般人用マーチンゲール法のほうを実践することをおすすめしたい。